2020年01月08日

島根県民会館ダンス公演の招待券の希望者を募っています

 島根県民会館主催で、障害の有無や年齢、性別などに関わらず誰もが文化芸術を楽しめる機会や環境を提供するため、障害のある方とともにつくる舞台公演が企画されています。
 下記日程で公演されますが、この公演に対し当協会あてに2名分の招待がありました。
 公演の観覧、体験を希望される方は当協会事務局までご連絡ください。

公演等の概要
 公演日時 令和2年1月19日(日) 開場14時30分  開演15時
 公演会場 島根県民会館大ホール舞台上の特設ステージ
 公演内容 見えない、見えにくい方を含む市民ダンサー15名がダンサー田畑真希さんを中心に障害の有無に関わらずダンスを楽しみ、自由で豊かな表現を発表されます。
  来場者にもダンサーの息遣いや巻き起こす風を舞台上の客席で感じ取っていただける体感型ダンス公演です。希望者には公演前のタッチツアー(13時30分から)や音声ガイドが提供されます。
 申込み方法等 島根県視障協事務局(0852)24−8169 までお申込みください。
 誠に恐縮ですが招待席数が2名分ですので、先着順とさせていただきます。
 なお、前売り券が1,000円、当日券が1,500円で島根県民会館にて入手できます。
 申し込み締め切りは1月15日(水)とさせていただきます。

 島根県視障協事務局 (0852)24−8169


 


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2019年07月08日

日盲連 令和元年度定時評議員会について

 去る5月下旬に札幌市で開催された日盲連 令和元年度定時評議員会について、出席した小川常務理事から報告がありましたので、ご覧ください。
 以下、小川常務理事からの投稿です。

 日盲連令和元年度定時評議員会は、全国盲人福祉大会の初日(5月26日)ニューオオタニイン札幌において開催され、評議員69名中60名が出席しました。
 竹下会長のあいさつでは、地方で行われる全国大会の意義、改正障害者雇用促進法と読書バリアフリー法に関しての最新情報、国土交通省ホームドアワーキンググループの動きについての報告が行われました。
 地元、近藤会長のあいさつでは、20年かけて札幌市内の地下鉄全駅にホームドアを設置することができたとの報告もありました。
 議事では、平成30年度事業報告並びに決算報告が審議、承認されました。
 質疑の一部を紹介します。

 読書バリアフリー法の制定後のロービジョン対策について
 回答。マラケシュ条約での区分け、都道府県での努力目標の設定、関係者に4協議機関を設置。
 
 盲老人ホーム入所要件の緩和について
 回答。老人ホームの所得制限に県定数中の視覚障がい者の割合を勘案させたい。

 前回のブロック長会議の内容について
 回答。会議の持ち方、青年層の取り込み方について議論があった。
 意見 各委員会などの協議内容を公開してほしい。

 夜間に鳴動しない信号機や歩車分離式信号機の対応の仕方は?
 回答。新しいシステムの開発の段階で意見を言えるよう呼び掛けている。
 意見 手元で信号の色が識別できるものの開発を要望する。

 ほかに、セルフレジについては意見を集めて検討を加えたいとの回答があり、また、宅配ボックスの問題も出ていました。

 続いて、理事19名、監事3名の選任が行われました。
 中国ブロックからは岡山県の片岡美佐子会長が理事に選任され、本県の小川会長は日盲連副会長職及びあはき協議会会長職を退任しましたが、監事3名中の一人として残ることになりました。

 その他としてあんま師等法19条訴訟における活動協力のお願いがあったこと、会名変更は10月1日を目標に手続きを進めること、弱視者問題対策部会は7月7日、第1回目の会合を持ちたいこと、ロービジョンネットワークを全国に広げてほしいとの呼びかけがあり、閉会しました。
 後刻行われた理事会で正副会長の選任が行われ、会長に竹下義樹(京都府)、副会長に近藤久恵(札幌市)、逢坂清隆(岩手県)、野口豊(長崎県)の3名が選出されました。

 定時評議員会資料、墨字著点字及び全国盲人福祉大会の展示資料をライブラリー事務局に保管していただきますのでご利用ください。

 島根県視覚障害者福祉協会 事務局
 電話(0852)24−8169

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第45回全国盲人文芸大会への作品応募について

日盲連が第45回全国盲人文芸大会への作品募集をしています。
以下に開催要項及び応募方法を載せますので、皆様の作品を是非応募してみてください。

第45回全国盲人文芸大会開催要綱並びに応募要領
1 目的
   文芸を通して視覚障害者の情操を耕し、豊かな心の目を養いながら相互理解と友情の輪を広げることを目的とする。

2 主催
   社会福祉法人日本盲人会連合

3 後援
   厚生労働省、文化庁、東京都、NHK

4 応募規程
 (1) 作品の種類
   「短歌」、「俳句」、「川柳」、「随想・随筆」の4部門とし、自作、未発表の作品に限る。
 (2) 応募資格
    視覚障害者
 (3) 応募方法
  @ 短歌、俳句、川柳は、1人3首又は3句以内。
    随想・随筆は、点字の場合1行32マス250行以内、墨字の場合400字詰原稿用紙10枚以内。
  A 川柳の課題は「しあわせ」(読み込み不可)と「約束」(読み込み可) の2題。
    3句のうちでどのように使ってもよい。他部門は自由。
   ※読み込み不可とは、お題の言葉・文字を使わずに作句すること。
    随想・随筆にはタイトルを付けること。
  B 参加料は、短歌、俳句、川柳は、1部門1,000円。
         随想・随筆は、1,500円。
    2部門以上応募するときは、それぞれの参加料を加算する。
  C 応募用紙は、部門ごとに別々の用紙を用い、1行目に部門、2行目から住所、氏名、電話番号、次の行から作品を書く。
氏名には必ず読み仮名をつけること。
    点字で応募する場合:できるだけ墨字を書き添えること。固有名詞には必ず墨字を書き添えること。
    間違い易い語句には簡単な注釈を付けること。
    墨字またはメールで応募する場合:固有名詞には必ずふりがなを付けること。
  D 応募の際は、必ず参加料【現金(現金書留封筒を利用すること)・小為替又は切手】を同封し、封筒には墨字で住所、氏名を明記する。
    メールで応募の場合は、入金方法と入金日を明記すること。
  E 応募作品の送付と入金の両方が確認された時点で応募を受け付けたこととする。
  F 郵送にて応募の際、他人の作品は同封しない。
  G 作品の送り先
    社会福祉法人日本盲人会連合文芸係
    〒169-8664 東京都新宿区西早稲田2-18-2
    jim@jfb.jp
    ※メールで応募の場合は件名に【文芸作品応募】と記載すること
    郵便振替口座 00170−9−48326
  H 募集期間
    令和元年6月1日から7月31日(当日消印有効)

5 審査及び表彰
 (1)審査員(予定)
  @短歌:佐佐木幸綱先生 池田はるみ先生 黒岩剛仁先生
  A俳句:松井国央先生 野ムツオ先生
  B川柳:川端六点先生 西出楓楽先生
  C随想・随筆:堀越喜晴先生 斎藤恵子先生
 (2)表彰
   優秀な作品には厚生労働大臣賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞、NHK会長賞、日盲連会長賞を贈る予定。

6 入選者発表
  日盲連情報誌「点字日本(11月号)」、「日盲連アワー(11月号)」、「JBニュース(11月1日)」等で発表する。
  また、入選者インタビューを「声のひろば(1月号、2月号)」で放送する。

7 作品集
  応募作品を点字、墨字で刊行。応募者に送付する。
  俳句・短歌・川柳は、全作品、随想・随筆は、入選作品を掲載。
  応募の際、点字版、墨字版の希望を明記すること。
  墨字版希望の場合は、応募1部門につき、全部門掲載された作品集を1冊、点字版希望の場合は、応募1部門につき、1部門のみ掲載された作品集を1冊送付する。
  ※ 追加の作品集の購入を希望の場合は、下記連絡先までお問い合わせください。

8 メールアドレスの登録
  応募の際、メールアドレスをご記入いただいた場合、メールで入選者をお知らせするとともに、作品集のテキストデータを送付する。

9 問合せ先
  社会福祉法人日本盲人会連合文芸係
  〒169-8664東京都新宿区西早稲田2-18-2
  電話 03-3200-0011 / FAX 03-3200-7755
  メール  jim@jfb.jp
(ここまで)


 島根県視覚障害者福祉協会 事務局
 電話 0852(24)8169

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2019年03月28日

タンデム自転車の走行会報告です。

 去る3月17日、日曜日の午後、島根県視障協では島根県東部の中海に浮かぶ大根島周辺でタンデム自転車走行会を開催しました。
 前夜からの雨が午前中も残り、午後の走行会開催を心配していましたが、時が経つにつれ次第に雲も遠のき、暖かくなり、タンデム走行会に相応しい天気になりました。
 
 タンデム自転車は、現在島根県内には松江市内にあるタクワサイクル様に3台、個人所有1台を確認していますが、走行会当日、松江市内にあるNPO法人プロジェクトゆうあい様から当協会にタンデム自転車1台を寄贈され、合せて5台のタンデム自転車で走行会を開催しました。
 プロジェクトゆうあい様がタンデム自転車を当協会に寄贈された経緯をお伝えします。
 昨年の9月にプロジェクトゆうあい様が運営される、障がいのある方の観光をサポートする「松江山陰バリアフリーツアーセンター」が、「第1回松江ツーリズム研究会観光大賞」を受賞され、副賞として送られた賞金を元に、当協会にタンデム自転車を寄贈したいとの申し出があり、この日の寄贈に至りました。
 当日はタンデム自転車の寄贈式を行うとともに、披露に併せて実際に参加者に乗車していただきました。

 走行会参加者は県内の視覚障害当事者9名でした。タンデム自転車で操縦役となるパイロットをタクワサイクル所属の市民サイクリニスト5名に手伝っていただきました。
 参加者は5台のタンデム自転車の後部座席に跨り、大根島周回道路や島内道路を走り回りました。約10キロの道のりを3、40分程度でスタート地点に帰る周回コースです。
 前半組では途中で突然、雹が降り、近くで雨宿りをするなどのハプニングがあり、待っている組が心配したりしましたが、後半組が乗る頃にはすっかり晴れあがり、頬に当たる風を感じつつ、息遣いが多少乱れるも爽やかな汗をかきかき、ゴールしました。
 初めてタンデム自転車に触る人、乗る人もいましたが、タクワサイクルのサイクリニストのサポートで快適なサイクリングができました。

 当協会に寄贈されたタンデム自転車はタクワサイクル様に管理を委託し、誰でも乗っていただけるようにしてあります。
 これから暖かくなりタンデム自転車を乗るのにふさわしい気候になります。会員の皆様、ご家族様。この機会にぜひタンデム自転車に乗っていただき、行動半径を広げていただければと思います。
 タンデム自転車はタクワサイクル様でレンタルしています。お問い合わせ、お申し込み先は、電話(0852)36−7775 県立盲学校のすぐ近くにあるタクワサイクル様です。

 島根県視覚障害者福祉協会事務局
 電話(0852)24−8169

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2019年03月04日

島根県視障協第3回理事会について

 先日開催された島根県視障協第3回理事会の様子が小川常務理事副会長から寄せられましたので、報告します。

 今年度第3回目の理事会が2月17日、ライトハウスライブラリーで開催され、理事25名中23名が出席しました。
 最初に会長から中央情勢として次の七つの報告がありました。
@国家公務員の障害者対象採用試験には定員の10倍を上回る受験者があった。視覚障害者の働く場の確保として、今後、あはき資格を生かした職種を検討するよう県にも要望していきたいこと。
A日盲連関係では、日盲連の名称の変更が検討されており、「日本視覚障害者団体連合」の案が挙がっていること。弱視者対策が本格的に取り組まれ、今後、地方へ波及すると見込まれること。日盲連では教育分野にあまり取り組んでいなかったのでこれから取り組むこととなったこと。あはき等法19条裁判は今年中には一審判決が見込まれること。
B県の防災訓練では避難所での訓練が取り上げられ、先般、松江市内の避難所で訓練があったこと。
C県の歩行訓練関係予算が増額される見込みであること。
Dプロジェクトゆうあいから本会にタンデム自転車が寄贈されたこと。
E篠原電気から本会にLED付き信号補助機が寄贈され、県警と設置場所や管理方法を協議中であること。
Fこのたびの県知事候補者には県の差別解消条例制定と避難体制の充実を要望していくこと。

 次に今年度の事業活動と収支の中間報告が行われ、収支見込みについてはマイナス3万円程度であることが報告されました。
 平成31年度事業計画と予算が審議され、承認されました。収支見込みはマイナス10万円程度です。
 県への要望とその回答および事業計画は本会ホームページに掲載してあります。
 県への信号機についての要望は、予算要求の都合で、新年度の早い時期に取りまとめることとし、今年は5月17日(金)までに事務局へ提出することが申し合わされました。
 今年の県視覚障害者福祉大会は6月9日(日)、益田市人権センターで開催し、10時に開会、アトラクションは明誠高校の吹奏楽部と合唱部が出演予定であることが報告されました。
 また、中国ブロック盲人福祉大会島根大会は9月7日(土)・8日(日)の予定で行うこととし、実行委員として正副会長および田部理事、藤原理事、佐藤理事、安達理事、堀内理事、古角理事、西元理事、三輪理事が指名されました。4月の理事会後に実行委員会を開催するが、委員から協力の依頼があれば会員は協力をしてもらいたいとの呼びかけがありました。
 次に全国盲人福祉大会への提出議題については、視覚障害有権者への選挙公報の充実を求める意見書の提出についてとし、本県においても各自治体議会に対し、陳情していくこと、来年の全国盲人福祉大会は宮城県で開催されることも報告されました。
 その他として、県視覚障害者福祉大会オセロ大会参加者も5月17日(金)までに申し込みをすること、松江一畑百貨店北側の信号機音声の稼動時間が延長されたこと、本会の将来について考える時期がきていること、あはき裁判関係や本会の活動状況も情報として発信していくこと、カード決済時代に備え視覚障がい者も関心を持ち、研修の機会を設けていくこと、障害者がJRを利用する際の各駅受付番号が廃止され、JR西日本お客様センターに集中受付されることになったことなどの報告事項や意見が出されました。
 事務局からは、島根県が取り組んでいる体の障害などでサポートを受けたいことを知らせるためのヘルプマークが本会事務局でも交付できるようになり、申請の手続きはライブラリーで行えること、ライブラリーから、ら・ら情報便というメール便が発信されており、希望者はパソコンまたは携帯などのアドレスを知らせると順次情報が流れるので登録をしてもらいたいことなどの情報提供がありました。
 以上で報告を終わります。


 小川副会長、投稿ありがとうございました。
 島根県視覚障害者福祉協会事務局
 電話 (0852)24−8169

posted by しまね県視障協 at 15:28| Comment(0) | お知らせ