2018年03月16日

平成29年度第3回理事会の報告について

 今年度最後の理事会が2月18日、ライトハウスライブラリーで開催されました。その内容を報告いたします。

 理事25名中24名の出席で開会し、最初に会長から次の中央情勢報告がありました。
 今年10月から視覚障がいの等級認定基準の変更が予定されています。今までは両眼視力の合計で認定されていましたが、これからは良い片眼の視力で認定されることになります。例えば良い方の視力が0.03以下であれば1級に認定されます。片眼視力がそれぞれ0と0.04の場合、今までは1級でしたが、これからは片眼視力0.04で判定され、2級に認定されることとなります。しかしこれでは不利となるので日盲連では厚生労働省に強く要望し、片眼視力0.04以下であれば1級に、片眼視力0.08以下であれば2級に据え置かれることとなりました。
 この度の基準の見直しで、人によっては等級が下がることがあるので、該当と思われる方は障害認定の申請をしてほしいとのことでした。
 また、この4月から介護報酬、障害報酬も改定されます。その中で同行援護サービス料が改定され、身体介護の有無にかかわらず報酬単価が291点に統一されます。さらに、視覚障がい訓練施設には歩行訓練士を常駐させ、出張訓練も認められます。
 次に、6月の第71回日盲連全国視覚障害者福祉大会(東京大会)について報告がありました。当日は秋篠宮ご夫妻が臨席されます。
 8月末に開催する全国盲女性研修大会(島根県大会)は「日盲連結成70周年記念」の冠をつけ、日盲連から地元に10万円が上乗せ助成されます。
 昨年秋のタンデム自転車講習会を契機にボランティア組織が発足し、早速イベントが計画されました。これについて岩谷理事から、4月14から15日にかけて大阪の市民団体約60名が松江市大根島と美保関方面にサイクリングを計画、大根島周辺や中海一周約50kmを二日間かけて走行すること。3月上旬に松江市西浜佐陀町にある有限会社タクワサイクルが一畑電車一畑口駅から出雲ワイナリーに向けてタンデム自転車で走行するイベントを計画中であることが情報提供されました。
 中国ブロック三療研修会についての情報提供がありました。今年11月には島根県視障協が当番で開催することが決まり、正副会長、あはき部会の各委員、西元理事を実行委員として取り組まれます。
 次に各地区などからの要望について意見交換しました。
 主な要望として、JR列車の新型車両が導入されたが、その際に出口の構造やドアの開閉方法の変更などは周知を徹底してほしい、ライトハウスライブラリー前の大手前通りは広くなったが、交差点での歩行者用信号の時間が短く、対策を関係機関に伝えて欲しいという意見が出ました。
 議事に入り、平成29年度の事業実施状況や決算見込みについて事務局から報告されました。ほぼ予定どおりの取り組みげあることや助成金、税金の還付などを基に効率よく事業に取り組んだ結果、財政状況は黒字基調であることなどが報告されました。
 去る2月にあった中国ブロック代表者協議会の報告として、青年部会ではあはき自営業者への人的支援制度の確立を要望されたこと、あはき部会では保険対象の六疾患への追加と政治交渉力をつけること、無資格者対策は組織が団結して対応しなければならないこと、女性部会では、トイレ洗浄装置の統一した規格と入院時にもホームヘルパー制度が利用できるようにして欲しいという意見などが採択されたということです。
 会長会議では、来年度の全国視覚障害者福祉大会は札幌市で開催されることが決定したこと。あはき19条裁判に対しては島根県から毎回3名の傍聴があり、中国ブロックとしては10名前後が参加していること。はがき陳情活動は一応終了、署名活動は継続中であること。日盲連本部ではあはき19条裁判に対して晴眼者へ理解をすすめてもらうため、点字・墨字のリーフレットを作成したこと。各県団体事務局に配布されるので活用してほしいこと。広島県視障協からは、日常生活用具について調査依頼があるので協力してほしいとの報告がありました。
 次に平成30年度事業計画と予算の審議があり、事務局から説明がありました。
 主な事業計画として、「第17回ら・ら・ふぇすた」は11月4日(日)、松江市総合福祉センターで開催されます。5月の女性部総会は益田市で開催の予定です。平成30年度県視覚障害者福祉大会のアトラクションは浜田地区会員によるハーモニカ演奏が企画されています。再来年度の県福祉大会は松江市の予定ですが、詳細は4月の理事会で協議されます。
 中国ブロック大会(山口県大会)の参加方法は、貸切バスの料金が上がったため、JRでの費用が安上がりとなり、貸し切りバスは使用しないこととなりました。
 以上のような意見が出された後、計画に対して審議の結果、事務局提出議案に対し異議なく承認されました。
 次に県や国への要望を求めたところ、年金の増額要望が挙がり、理事会終了後に開かれた生活部会においてもこれを日盲連大会への要望事項とすることが決まりました。
 8月末に開催を予定している全国盲女性研修大会の開催経費資金へのカンパ活動はまず5月末をめざし、大会開催まで継続していくことが決まりました。
 この他に情報提供として、県立美術館で7月中旬から8月下旬にかけてクローン文化財の企画展示会が企画されていることが報告されました。
 以上で理事会は閉会となり、その後、引き続き各部会の会合、午後からは全国盲女性研修大会実行委員会の小委員会が開催され、今後の取り組みなどについて協議されました。
 理事会での審議の様子をお知らせしました。

 島根県視覚障害者福祉協会 事務局
 電話 0852−24−8169


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2017年12月06日

身体障害者を対象とした島根県職員採用試験のご案内

 平成30年4月1日採用の身体障害者対象県職員採用試験が行われます。

採用職種と予定人員は、一般事務2名、学校事務1名です。
受験資格は、以下のとおりです。
1 昭和60年4月2日から平成12年4月1日までに生まれた人。
2 身体障害者手帳の交付を受け、その障がいの程度が1級から6級までの人
(平成30年1月6日までに交付される見込みの人を含む。ただし、試験当日に身体障害者手帳を持参できる人のみ受験できます。)
3 活字印刷文による出題に対応できる人(試験区分「学校事務」のみ)。
(「学校事務」では、採用後に就く仕事の内容が活字による書類を対象としたものが中心であるため、点字による試験は実施していません。

試験の日時は、平成30年1月6日、場所は松江市の島根県職員会館です。
申し込み締め切りは、郵送の場合、12月19日の消印有効。インターネットからの場合、15日午後5時までです。
受験手続き、その他この試験についての問い合わせは、島根県人事委員会事務局企画課任用グループ
(〒690-8501 松江市殿町1番地 島根県庁分庁舎3階  TEL(0852)22−5438)

島根県のホームページに、受験案内、申込書、自己紹介書のPDFファイルが上がっていますので、URLを記します。なお受験案内に関しては、概ね読み上げることを PC-Talkerで確認しています。
受験案内
http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/syokuin/saiyou/saiyou_info/mousikomisenntaku.data/29-2sinsyo_annai.pdf

申込書
http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/syokuin/saiyou/saiyou_info/mousikomisenntaku.data/29-2sinsyo_mousikomi.pdf

自己紹介書
http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/syokuin/saiyou/saiyou_info/mousikomisenntaku.data/29-2sinsyojikosyoukaisyo.pdf

以上です。

島根県視覚障害者福祉協会 事務局
電話 0852−24−8169

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2017年11月02日

一畑ウォークに参加しました。

 雲南市の佐藤昌史理事から一畑ウォークに参加した感想を投稿していただきましたので紹介します。

 雲南市の佐藤昌史です。
 一昨日(10月1日)の日曜日に開催されました一畑ウォークに初めて参加させていただきました。あいにくの雨模様で雨具を着てのウォーキングとなりました。
 電鉄一畑口駅に集合し、受付を済ませた後、小川会長の元気な挨拶、そして事務局田中さんから参加者の名前とサポートしてくださる方の紹介がありました。
 私は島根ライトハウスのなのはな園に勤務されている若い女性の職員さんと歩くこととなりました。彼女も初めての参加ということでしたが、風邪をひいておられ、この雨でよけいこじらせていないか心配しています。
「大丈夫ですか?」
と声をかけたところ、元気な声で
「大丈夫です。」
と答えられましたが、こちらは心配でした。あれから風邪に罹られていないでしょうか?
 初心者の私たちは歩くペースも分からないので、みなさんの出発の順にあわせて歩き出しました。途中、お仕事の話とか、スポーツの話をしながら上りにさしかかる手前の休憩地点まで歩きました。休憩地点では平田地区長常松さんの奥さんから柿の差し入れがありました。とても甘くておいしかったです。

 ここから上りの坂道ということで、急で曲がりくねっていることは知っていたので気合を入れて歩き出しました。途中、山の斜面からアケビの実が垂れ下がっているのを教えてくれました。彼女は食べたことがないとのこと。甘いけど種が多いので、好んで食べませんよね。それよりも彼女はお昼のお弁当の方が楽しみにしているとのこと。
私が
「門前で売っている饅頭もおいしいですよ。」
と言ったところ、とても嬉しそうにされていました。それでも坂道を歩いていくとだんだん足がだるくなってきました。
 また、上り坂の中間地点でしょうか? 先回りしてくださった常松地区長さんの奥さんたちから柿とお茶の差し入れ。 これで疲れた体が回復しました。ペットの供養塔を過ぎ、
「もう少しで駐車場だね」
と声を掛けながら歩きました。
 駐車場手前から門前まで雨が強くなり、急に体が冷えてきました。門前のお店の多くは閉まっていましたが、一番奥のお店の中からなぜか賑やかな声が聞こえてきました。お店の方が
「どうぞお入りください。」
という声につられて入ると既に地元会員や事務局のメンバーが到着し、休憩されていました。お店の方は雨で濡れたカッパのままの私たちを入れてくださり、暖かいお茶を入れてくれました。そのお店で買ったお饅頭と暖かいお茶で、一気に身体が暖まりましたよ。
 お店を後にして、最後の階段を上がって一畑薬師境内に入りました。本堂を参拝をしてから休憩所にまわり、濡れたカッパを脱ぎ、乾いたタオルで顔を拭いてやっと落ち着きました。
 用意していただいたお弁当をいただき、午後1時から本堂でご祈祷を受けました。点字の経典がありましたが唱えられるお経が早くてついていけませんでした。点字はまだまだ初心者のようです。

 一畑薬師からは貸切バスで電鉄一畑口駅まで送っていただきました。バスの中は安堵感からでしょうか、みなさんからの楽しい話し声が聞こえてきました。雨ということでよけい思い出の強い一畑ウォークとなりました。
 ご準備いただきました常松さんをはじめ地元の関係者の方、ライブラリー事務局のみなさん、私たちをサポートしてくださったボランティアのみなさん。本当にお世話になりました。ありがとうございました。    (終わり)


 心配していた空模様があいにくの天気でしたが、それが却って印象深いものになったのかもしれません。お二人の会話が読んでる方にもなんだか明るい気持ちにさせますね。
 参加された方々、お疲れ様でした。お世話していただいた方々、本当にありがとうございました。
 島根県視覚障害者福祉協会事務局
 電話 0852(24)8169


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2017年10月16日

平成29年度第3回理事会について

 当協会の小川義夫副会長から先般開催された第3回理事会の様子が報告されましたので掲載します。

 今年度第3回目の理事会が9月24日にライトハウスライブラリーで開かれましたので概要を報告します。
 25名の理事定数のうち出席理事は21名、他に監事2名、参与1名が出席しました。
 会長挨拶の後、会長から中央情勢について次のような報告がありました。
1.国において来年度からの次期障害者基本計画の策定作業が進められている。日盲連としては代読代筆の制度化、歩行を含む生活訓練士の制度化などを盛り込みたいと考えていること。
2.あはき法第19条裁判の大阪地裁公判では5回目の審理が終わり、あはき法第19条制定時に議論した医療審議会議事録の公開請求まで進んだこと。
3.あはき法制定70周年にあたり、罰則の強化、無資格者が開設する施術所を許可制とすることなどの改正を求める。あはき推進協以外にも独自の要望を提出する団体がありまとまりにくい。日盲連はあはき推進協に加入しており、小川会長もその委員であり県視障協会員からの意見は聞くが、法律問題に関しては島根県視障協においては議論しないこと。
4.身障手帳視覚障害の等級基準の改正は来年度に行われる予定であること。
5.来年東京で開催される日盲連結成記念全国大会には秋篠宮紀子様がご臨席される予定であること。
6.島根県庁においては、先般、島根県障害者基本計画(新計画)の素案が示された。ロービジョン対策、生活訓練、芸術関係への参加などに不十分な部分があり、10月初旬に関係課と意見交換の場を持つ予定であること。
7.島根県広報誌の点字版が今年5月号から復活したこと。
8.タンデム自転車の公道での走行が認められ、10月1日に体験にあわせ講習会を開催すること。
9.全国的に好評だった点字パトロールカードの普及を引き続き推進していくこと。
などでした。

 次に、本会関係では今年度上半期の事業及び収支の中間報告がありました。
 事業報告では、来年の全国盲女性研修大会島根大会に向け、9月に開催された群馬県大会に実行委員など9名が視察したこと。群馬県大会の研修テーマは「家事の工夫とこつ」、講演会では群馬交響楽団代表から誕生から今までの活動について講演、その後、群馬交響楽団の弦楽4重奏曲を楽しんだことなどが報告され、
 全国盲女性研修大会(島根県大会)実施に向け、県内各自治体や団体等に助成を申請していること。本会会員などから募金は目標100万円に対し10数万円が集まったとの報告がありました。
 併せて、あはき法第19条裁判への募金は12万7千円余を集め、葉書171セット、裁判官への署名は3400名分を送ったことなどが報告されました。
 今年度の収支中間報告では、予算額150万円に対し、現在までに収入は137万円、支出は85万円とのことでした。
 
 次に、理事からの情報提供や要望として次のことが発言されました。
1.信号機が渡り口で認識しやすいものを敷設していただきたいとの要望に対し、執行部から工事中のライブラリー入り口横断部分への設置を要望中との回答。
2.松江地区で岩谷誠氏が中心となりボルダリングのグループができ、現在、毎月定期的に活動中であること。
3.全国盲女性研修大会の資金集めのため、第16回ら・ら・ふぇすたの会場内で募金活動と物品販売を行うこと。
4.災害時要支援者名簿への登録と避難訓練への積極的参加を呼びかける発言。
5.島根県への要望活動には音響信号機の要望を引き続き実施していくこと。
 などでした。
 
 なお午後には全国盲女性研修大会島根県大会の第2回実行委員会を開催し、群馬県大会視察の報告や募金に関する具体的な協議を行いました。
 現在も募金を受付中ですのでご協力のほどよろしくお願いします。

 以上です。今年度後半の事業実施に向けて皆さんのご理解ご協力をよろしくお願いします。
 島根県視覚障害者福祉協会事務局
 0852−24−8169



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2017年10月12日

タンデム自転車講習会レポート

 去る10月1日にタンデム自転車講習会を開催しましたが、この講習会に参加された当協会理事の岩谷 誠さんからレポートがありますので、ご覧ください。

 10月1日日曜日、爽やかな秋空のもと、愛媛県からタンデム自転車の乗り方や楽しみ方を広める活動を行っている「のんちゃん倶楽部」の津賀さんとそのスタッフをお招きし、島根県初となるタンデム自転車講習会が運転免許センターで開催されました。
 視覚障害者の参加は松江市だけでなく雲南や益田・津和野など遠方からもあり、松江駅から会場までの貸切バスも運行されました。
 サポーターも多久和サイクル様の完全バックアップを頂き、サイクリングチームの方、盲学校の教職員の方、西部視聴覚情報センターの方、ライトハウスライブラリー職員の方とたくさんの協力を頂きました。
 総勢70名近くと予想外に大きなイベントとなり、皆様のタンデム自転車への期待の大きさが伺えました。
 開会式、自己紹介の後、自転車に関する道路法規を学びましたが、タンデム自転車と一般自転車は全く違うということ、タンデム自転車は歩道を走ってはいけないということ、曲がる時も必ず一時停止するなどパイロットだけでなく我々当事者もしっかり憶えておかないといけないことが沢山あることを実感しました。
 また講師の津賀さんの言われた「一度事故があるとすぐに公道走行許可が取り消される」という言葉で更に身が引き締まりました。
 その後、いよいよコースでの乗車です。初めに乗り方の指導を受けてから外回りをしましたが、皆さんトラブルもなくスムーズに走っておられました。
 昼食をはさみ午後は内側のコースを使い一時停止や右折・坂道走行とより実践に近い状態での走行、そして最後は外周コースを使いフルスピードで走行し、風を感じるとともにスピードが出ることによる恐怖心など感じることが出来たと思います。
 タンデム体験を終え思ったことは、後ろに乗ったらとにかくパイロットに体を預けること、そして細やかな状況説明と言葉のやり取りが重要だということです。早目に状況説明することなどは手引きに通じるところもあるのだとも感じました。
 参加の皆様からはいい汗をかいた、明日は筋肉痛になるという言葉も聞かれ、それぞれに楽しまれたように思いました。
 今後は津賀さんがおっしゃっていたタンデム自転車の確保、特に寄付の呼びかけや活動への理解を深めていくことが重要と感じます。
 またパイロットの確保も重要ですが、多久和サイクル様のバックアップのおかげで今後も引き続いて協力頂けるのではと思います。
 自転車の確保・協力をしていただけるパイロットの方、乗りたい視覚障害者、この3つがうまくマッチングすればいつでも気軽にサイクリングが可能になるのではないでしょうか。
 今日の講習会で改めて視覚障害者スポーツの重要性、また楽しむことの大切さを学ぶことが出来ました。
 この経験を是非次に繋げ、きちんとしたシステムを作って行ければと思います。

 当日の準備を進めた事務局スタッフからも、参加者の笑顔や満足感に浸られる様子に、講習会を支えていただいたのんちゃん倶楽部の津賀薫代表とそのスタッフ、タクワサイクルとそのメンバーに改めて感謝申し上げます。 
 島根県視覚障害者福祉協会事務局
 0852−24−8169


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