2019年03月04日

島根県視障協第3回理事会について

 先日開催された島根県視障協第3回理事会の様子が小川常務理事副会長から寄せられましたので、報告します。

 今年度第3回目の理事会が2月17日、ライトハウスライブラリーで開催され、理事25名中23名が出席しました。
 最初に会長から中央情勢として次の七つの報告がありました。
@国家公務員の障害者対象採用試験には定員の10倍を上回る受験者があった。視覚障害者の働く場の確保として、今後、あはき資格を生かした職種を検討するよう県にも要望していきたいこと。
A日盲連関係では、日盲連の名称の変更が検討されており、「日本視覚障害者団体連合」の案が挙がっていること。弱視者対策が本格的に取り組まれ、今後、地方へ波及すると見込まれること。日盲連では教育分野にあまり取り組んでいなかったのでこれから取り組むこととなったこと。あはき等法19条裁判は今年中には一審判決が見込まれること。
B県の防災訓練では避難所での訓練が取り上げられ、先般、松江市内の避難所で訓練があったこと。
C県の歩行訓練関係予算が増額される見込みであること。
Dプロジェクトゆうあいから本会にタンデム自転車が寄贈されたこと。
E篠原電気から本会にLED付き信号補助機が寄贈され、県警と設置場所や管理方法を協議中であること。
Fこのたびの県知事候補者には県の差別解消条例制定と避難体制の充実を要望していくこと。

 次に今年度の事業活動と収支の中間報告が行われ、収支見込みについてはマイナス3万円程度であることが報告されました。
 平成31年度事業計画と予算が審議され、承認されました。収支見込みはマイナス10万円程度です。
 県への要望とその回答および事業計画は本会ホームページに掲載してあります。
 県への信号機についての要望は、予算要求の都合で、新年度の早い時期に取りまとめることとし、今年は5月17日(金)までに事務局へ提出することが申し合わされました。
 今年の県視覚障害者福祉大会は6月9日(日)、益田市人権センターで開催し、10時に開会、アトラクションは明誠高校の吹奏楽部と合唱部が出演予定であることが報告されました。
 また、中国ブロック盲人福祉大会島根大会は9月7日(土)・8日(日)の予定で行うこととし、実行委員として正副会長および田部理事、藤原理事、佐藤理事、安達理事、堀内理事、古角理事、西元理事、三輪理事が指名されました。4月の理事会後に実行委員会を開催するが、委員から協力の依頼があれば会員は協力をしてもらいたいとの呼びかけがありました。
 次に全国盲人福祉大会への提出議題については、視覚障害有権者への選挙公報の充実を求める意見書の提出についてとし、本県においても各自治体議会に対し、陳情していくこと、来年の全国盲人福祉大会は宮城県で開催されることも報告されました。
 その他として、県視覚障害者福祉大会オセロ大会参加者も5月17日(金)までに申し込みをすること、松江一畑百貨店北側の信号機音声の稼動時間が延長されたこと、本会の将来について考える時期がきていること、あはき裁判関係や本会の活動状況も情報として発信していくこと、カード決済時代に備え視覚障がい者も関心を持ち、研修の機会を設けていくこと、障害者がJRを利用する際の各駅受付番号が廃止され、JR西日本お客様センターに集中受付されることになったことなどの報告事項や意見が出されました。
 事務局からは、島根県が取り組んでいる体の障害などでサポートを受けたいことを知らせるためのヘルプマークが本会事務局でも交付できるようになり、申請の手続きはライブラリーで行えること、ライブラリーから、ら・ら情報便というメール便が発信されており、希望者はパソコンまたは携帯などのアドレスを知らせると順次情報が流れるので登録をしてもらいたいことなどの情報提供がありました。
 以上で報告を終わります。


 小川副会長、投稿ありがとうございました。
 島根県視覚障害者福祉協会事務局
 電話 (0852)24−8169

posted by しまね県視障協 at 15:28| Comment(0) | お知らせ
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