2018年10月11日

平成30年度第2回理事会について

 今年度第2回目の理事会が9月23日、ホテルニューアーバンで開催されました。その概略を報告します。
 冒頭、会長から中央情勢として次のような報告がありました。
 1.先般開催した全国盲女性研修大会島根大会への協力に対しお礼申し上げる。
  半世紀ぶりの開催だったが島根らしさを出せた大会だったように思う。全国からもお礼の電話が多く寄せられた。
 2.19条裁判関係は10回の口頭弁論を終え、双方の主張は出揃った。証人調べに移り、判決は来年になる。日盲連は引き続き署名、はがき陳情、募金を継続する。11月11日に東京で中央決起集会を予定している。中国ブロックは先般の福祉大会において地方で初の決起集会を開催した。 
 3.6月に東京で開催された日盲連結成70周年全国大会には、本県から15名が参加した。8月には日盲連発会の地、大阪府貝塚市で記念イベントが開催された。12月にはあはきの将来に夢を持たせるシンポジウムが開催される予定。今後は、弱視者対策の組織をつくり取り組まれる見込み。
 4.療養費が代理受領委任から受領委任に変わるにあたり、取扱希望者の登録が開始される。平成32年以後は事前研修が必要となるので早めに登録を行っていただきたい。5年おきの更新も予定されている。
 5.公務員の障がい者採用の水増し問題は、中央省庁の水増しに対して第3者委員会をおいて再調査される。委員として竹下日盲連会長が見込まれる。本県においても一応の調査は終わったが、再調査の予定。
 6.防災訓練が今年度は松江市で開催される予定。避難所内で生活訓練も実施。各地区ごとの防災訓練には積極的に参加をいただきたい。

 次に、今年度事業や予算の執行状況の中間報告、今後の活動予定について報告がありました。
 来年度中国ブロック福祉大会は、本県が当番となり、小笠原副会長を実行委員長に充て、委員の指名がありました。大会は来年9月7、8(土・日)に県民会館とホテル一畑を予定しています。
 本会結成70周年記念事業は2020年に実施するとし、記念式典と祝賀会にあわせ講演会を行うかどうか、行うとすれば講演者誰にするか、講師の推薦も広く会員から受付けるとの申し合わせがされました。
 各地区の要望として、ガイドヘルパーの動員、選挙公報の点字化・音声化を制度化する運動、自治体でできるあはき施術費助成を市町村に働き掛ける運動などがあげられました。
 最後に会長から、障がい者差別解消条例を各自治体で制定させること及び交通信号機とエスコートゾーンの希望箇所を今までは秋に集約していたところを毎年5月末までに事務局で集約するとの発言があり、閉会しました。
 なお、県警に要望していた音響信号機の設置について、今後設置される音響信号機にはLED式音響装置も導入することが県警から回答されています。

 島根県視覚障害者福祉協会 事務局
 電話 0852(24)8169

posted by しまね県視障協 at 12:09| Comment(0) | お知らせ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: