日盲連結成70周年記念第64回全国盲女性研修大会(中国・四国ブロック島根県大会)が、8月31日から9月2日まで松江市で開催されました。
会員並びに関係者合せて約400名が集い、たいへんよい大会だったと思います。
まずは、盛り立ててくださった島根県視障協会員の皆さま。支えて下さった事務局の皆さま、サポートしてくださったたくさんのボランティアの皆さま。ほんとうにありがとうございました。そして各方面からの多大なご支援をいただきましたことに心から感謝申し上げます。
この大会開催を正式にお受けしてから1年半。実行委員会を立ち上げて準備に取り組みました。資金の確保から具体的な大会運営にこぎつけるまで、さまざまな苦悩もございましたが、終えた今、心地よい達成感しか残っていません。これもそれも皆さまのおかげと感謝しております。
私どもがこの大会を開催するの当たって考えたのが自分たちらしさを出そうということでした。具体的には島根らしさ。おもてなしをコンセプトに取り組みました。レポート集のCD作成。抹茶や和菓子のおもてなし。交流会では出雲蕎麦とぜんざいもふるまいました。とても好評で、あっという間になくなったようです。
会場では女性部員を中心に声掛けして準備した手作り品の販売もいたしました。
1年がかりで10品目を作り上げて並べましたところ、ほぼほぼ完売し、喜んでいます。何よりうれしかったのは販売に携わってくださった皆さんが「楽しかったよぉ!」と、言ってくださったことでした。私自身はなかなかコーナーに足を運ぶことができず、気になっていましたので、この言葉は最高でした。
会議そのものは今までと変わりないので、ここでは触れませんが。二日目の研修会では今までになく盛り上がりをみました。春雨や落雷氏の落語「目黒のさんま」や健康講話は笑いの大切さを楽しく聞かせていただき、会場が一つになったような、とても良い講演でした。
レポート発表と意見交換会では、「日頃、差別を受けたことがありますか? 感じたことがありますか?」というテーマで、ちょっと硬いのではと思っていましたが、会場からも意見、体験などがたくさん出て、今までにない盛り上がりを見せました。それをうまくまとめた徳島県の久米さん、島根県の宮田さんに感謝です。助言者の島根県健康福祉部の平岡次長様、松江市障がい者福祉課の青木課長様、日盲連の竹下会長も、女性のパワーに圧倒されながらも適切なコメントをいただき、とても良い研修会でした。
三日目午後からのエクスカーションも3コースとも成立し、それぞれに喜んでいただいたようで、ほっとしています。多少の列車の乱れもあり、県西部の人たちのキャンセルもありましたが、出雲大社の神様のお力添えもいただいたようで天気にも恵まれ、県外の人たちには全ての日程を楽しんでいただけました。
簡単ですが報告とさせていただきます。
ありがとうございました。

島根県視覚障害者福祉協会事務局
電話(0852)24−8169