2017年10月12日

タンデム自転車講習会レポート

 去る10月1日にタンデム自転車講習会を開催しましたが、この講習会に参加された当協会理事の岩谷 誠さんからレポートがありますので、ご覧ください。

 10月1日日曜日、爽やかな秋空のもと、愛媛県からタンデム自転車の乗り方や楽しみ方を広める活動を行っている「のんちゃん倶楽部」の津賀さんとそのスタッフをお招きし、島根県初となるタンデム自転車講習会が運転免許センターで開催されました。
 視覚障害者の参加は松江市だけでなく雲南や益田・津和野など遠方からもあり、松江駅から会場までの貸切バスも運行されました。
 サポーターも多久和サイクル様の完全バックアップを頂き、サイクリングチームの方、盲学校の教職員の方、西部視聴覚情報センターの方、ライトハウスライブラリー職員の方とたくさんの協力を頂きました。
 総勢70名近くと予想外に大きなイベントとなり、皆様のタンデム自転車への期待の大きさが伺えました。
 開会式、自己紹介の後、自転車に関する道路法規を学びましたが、タンデム自転車と一般自転車は全く違うということ、タンデム自転車は歩道を走ってはいけないということ、曲がる時も必ず一時停止するなどパイロットだけでなく我々当事者もしっかり憶えておかないといけないことが沢山あることを実感しました。
 また講師の津賀さんの言われた「一度事故があるとすぐに公道走行許可が取り消される」という言葉で更に身が引き締まりました。
 その後、いよいよコースでの乗車です。初めに乗り方の指導を受けてから外回りをしましたが、皆さんトラブルもなくスムーズに走っておられました。
 昼食をはさみ午後は内側のコースを使い一時停止や右折・坂道走行とより実践に近い状態での走行、そして最後は外周コースを使いフルスピードで走行し、風を感じるとともにスピードが出ることによる恐怖心など感じることが出来たと思います。
 タンデム体験を終え思ったことは、後ろに乗ったらとにかくパイロットに体を預けること、そして細やかな状況説明と言葉のやり取りが重要だということです。早目に状況説明することなどは手引きに通じるところもあるのだとも感じました。
 参加の皆様からはいい汗をかいた、明日は筋肉痛になるという言葉も聞かれ、それぞれに楽しまれたように思いました。
 今後は津賀さんがおっしゃっていたタンデム自転車の確保、特に寄付の呼びかけや活動への理解を深めていくことが重要と感じます。
 またパイロットの確保も重要ですが、多久和サイクル様のバックアップのおかげで今後も引き続いて協力頂けるのではと思います。
 自転車の確保・協力をしていただけるパイロットの方、乗りたい視覚障害者、この3つがうまくマッチングすればいつでも気軽にサイクリングが可能になるのではないでしょうか。
 今日の講習会で改めて視覚障害者スポーツの重要性、また楽しむことの大切さを学ぶことが出来ました。
 この経験を是非次に繋げ、きちんとしたシステムを作って行ければと思います。

 当日の準備を進めた事務局スタッフからも、参加者の笑顔や満足感に浸られる様子に、講習会を支えていただいたのんちゃん倶楽部の津賀薫代表とそのスタッフ、タクワサイクルとそのメンバーに改めて感謝申し上げます。 
 島根県視覚障害者福祉協会事務局
 0852−24−8169


posted by しまね県視障協 at 14:45| Comment(0) | お知らせ
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